ASAP とは “As Soon As Possible” の略で、
日本語では 「できるだけ早く」「至急」「可能な限り早めに」 という意味です。
ただし、「今すぐ」ほどの強制力はないことも多く、状況によってニュアンスが少し変わります。
🔍 ASAP の基本イメージ
- なるべく早くやってほしい
- 期限は決まってないが、急ぎ扱い
- 相手にプレッシャーをかける表現にもなり得る
✅ 分かりやすい例
■ 例1:仕事の場面
上司:「この資料、ASAPで修正しておいて」
→ 「できるだけ早く修正して」
(具体的な時間は言われていないが、優先度は高い)
■ 例2:メールでの依頼
「Could you respond ASAP?」
→ 「できるだけ早くご返信いただけますか?」
※ ビジネス英語では強めなので、もう少し柔らかく
「at your earliest convenience(ご都合つくタイミングで)」が使われる場合も多い。
■ 例3:日常会話
友達:「この動画、ASAPで見て!」
→ 「暇になったらすぐ見て!」
■ 例4:ITプロジェクトの現場
PM:「バグが出てるので、ASAP でパッチ作成お願いします」
→ 「他のタスクより優先して、なるべく早く対応してください」
📝 ニュアンスまとめ
| 表現 | 日本語ニュアンス |
|---|---|
| ASAP | 至急。できるだけ早く。優先度高め。 |
| immediately / right now | 今すぐ、直ちに(ASAPより強い)。 |
| at your earliest convenience | ご都合つくタイミングで(丁寧)。 |
👍 こんなときにも使われる
- 取引先への急ぎのお願い
- slack や Teams のチャットでの依頼
- バグ対応、障害対応
- 日常の友達同士の「急ぎでやって」
ASAP の読み方は2つあります。どちらも一般的です。
✅ 読み方①(略称のまま読む)
エイサップ
ASAP → “A-S-A-P” をまとめて読む形。
【一番よく使われる読み方】
ビジネスでも日常会話でもこの読み方が多いです。
✅ 読み方②(1文字ずつ読む)
エー・エス・エー・ピー(A-S-A-P)
メールや文章ではよく見ますが、
口頭で読む時は「エイサップ」のほうが自然な場面が多いです。
🔍 補 足
英語圏でも
- “ASAP (エイサップ)”
- “A-S-A-P (エーエスエーピー)”
どちらも通じます。