
「マッチポンプ」という言葉は、
自分で火をつけて(問題を起こして)、その火を自分で消す(解決する)ことで利益や注目を得る行為を指します。
直訳すると「マッチ(火をつける)+ポンプ(水で消す)」という流れから来ています。
分かりやすい例
① ビジネスの例
- ある会社が 自社で不便な仕組みをわざと残す。
- その後、「この不便を解決できます!」と 新しいサービスを売り出す。
👉「不便をつくっておいて、自分で解決策を売る」=マッチポンプ。
② 政治の例
- 政治家が「◯◯が大問題だ!」と騒ぎ立てる。
- 実はその問題は、その政治家や支持団体が原因の一部だった。
- その後「自分が解決しました!」とアピールして支持を得る。
👉「火をつけてから、自分で消して人気を集める」=マッチポンプ。
③ ITや職場の例
- システム担当者がわざとエラーを残しておく。
- その後「私がいないと解決できませんよ」と言って頼られる立場になる。
👉「自分で問題をつくって、自分で解決する」=マッチポンプ。
イメージ比喩
子どもがマッチでゴミに火をつける。
「やばい!」と言って水をかけて消す。
周りから「よく火事を防いでくれた!」と褒められる。
👉 これがそのまま「マッチポンプ」。