デフレ(デフレーション)とインフレ(インフレーション)は、
経済の状態を表す用語です。
まず、
デフレは物価が下がる現象、
インフレは物価が上がる現象です。
一般的に、
物価が下がる時は供給量が多く、
物価が上がる時は需要量が多いです。
物価は、
政府の政策、通貨の価値、国際市場の変動、
社会的・政治的不安定性などの影響を
受ける可能性があります。
例えば、通貨の価値が低下すると輸入品の価格が上がり、
結果として国内の物価も上昇することがあります。
なお、
例えば、大型台風の到来時、スーパーマーケットやコンビニから商品が無くなり、
それらがネット上でそれらの商品が通常より高い金額で売買されたとしても、
これはインフレとは言えません。
一般的にインフレは、
経済全体の物価が”持続的に”上昇する現象です。
”持続的に”物価が上がる、下がることを、
インフレ、デフレと言います。
一時的なものはまた別の言い方をし、
「価格ゴウジング(法外な値上げ)」「市場のショック」「需給ギャップによる価格変動」などと言います。